ブラック
先日のフランケン・フェンダーをソリッド・ブラックにて仕上げました。
ソリッド・ブラックの特性上、下地処理の時点で歪みの無いボディーを
作らないと仕上げのクリアーを厚塗りした所で、ボテッとしたクリアー層
とクリアー独特の黄疸などクリアー表面の鏡面仕上げには、
作業者(ペインター)によって様々な作業の仕方が有ります。
仕上げクリアーの塗装肌には、二輪&四輪メーカー純正塗装肌、
カスタムペイントのツルツルピカピカ鏡面仕上げ、艶消し仕上げ、
樹脂地などのシボ肌仕上げなどなど、様々な仕上げ方法が有ります。
私も様々な作業方法でソリッド・ブラックの鏡面仕上げを試行錯誤してきました。
綺麗に早く鏡面仕上げを作るには、塗装環境を整える事が必要です。
ブラック層にゴミ・ホコリ・油分等が付着しますと仕上げ用クリアーで
塗り重ねてしまっては完璧なクリアー仕上げが出来なくなります。
近年のモーターサイクルカスタム流行ではアルミ・マグネシウム鍛造パーツを
装着され、外装パーツ等をシンプル又は純正風にRe:ペイントされる方が
増えております、ここ数年中心都市は純正デザイン思考、
地方都市は派手派ギラギラのオーダーが多様しております。
カスタムペイントに興味の有る方は、多色・派手派手デザインだけで無く、
御自身の愛車をシンプルな形で仕上げるのもまたカスタム?だと思います。
私はモーターサイクル・ペイントショップですので、
派手派手デザイン系もシンプル渋め系もどちらも大好きです。
艶艶な男の宝石的なソリッド・ブラック仕上げをお試し下さい(ハマりますよ~)