2011年9月16日

ブラック



先日のフランケン・フェンダーをソリッド・ブラックにて仕上げました。

ソリッド・ブラックの特性上、下地処理の時点で歪みの無いボディーを

作らないと仕上げのクリアーを厚塗りした所で、ボテッとしたクリアー層

とクリアー独特の黄疸などクリアー表面の鏡面仕上げには、

作業者(ペインター)によって様々な作業の仕方が有ります。 











仕上げクリアーの塗装肌には、二輪&四輪メーカー純正塗装肌、

カスタムペイントのツルツルピカピカ鏡面仕上げ、艶消し仕上げ、

樹脂地などのシボ肌仕上げなどなど、様々な仕上げ方法が有ります。

私も様々な作業方法でソリッド・ブラックの鏡面仕上げを試行錯誤してきました。

綺麗に早く鏡面仕上げを作るには、塗装環境を整える事が必要です。

ブラック層にゴミ・ホコリ・油分等が付着しますと仕上げ用クリアーで

塗り重ねてしまっては完璧なクリアー仕上げが出来なくなります。









近年のモーターサイクルカスタム流行ではアルミ・マグネシウム鍛造パーツを

装着され、外装パーツ等をシンプル又は純正風にRe:ペイントされる方が

増えております、ここ数年中心都市は純正デザイン思考、

地方都市は派手派ギラギラのオーダーが多様しております。

カスタムペイントに興味の有る方は、多色・派手派手デザインだけで無く、

御自身の愛車をシンプルな形で仕上げるのもまたカスタム?だと思います。

私はモーターサイクル・ペイントショップですので、

派手派手デザイン系もシンプル渋め系もどちらも大好きです。

艶艶な男の宝石的なソリッド・ブラック仕上げをお試し下さい(ハマりますよ~)